スラマットゥンガハリ!fumiです!
今回は、マレーシアの宗教について!
マレーシアはイスラム教徒が多いということを聞くこともあると思いますが、実態はどうなのか?
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1ヶ月マレーシアにいましたので、私の実体験に基づいてお話をしましょう!
マレーシアの国境はイスラム教?
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マレーシアは以前は仏教の国でした。
しかし、東南アジアのイスラム教徒の爆発的な増加に伴い、
現在の国教はイスラム教になっています。
このあたりは、インドネシアもそうですね。
なぜイスラム教になったかというと、マレーシアは海洋国家のため、
イスラム教徒になったほうが商売のうえで便利だったということが言えそうです。
イスラム商人が大量に出入りしていたでしょう。
よって東南アジアの中でも内陸の国家である、タイやミャンマーなどはまだ仏教国ということが言えるかもしれません。
そして、マレーシアの中でも、元からマレー半島に住んでいたマレー人がイスラム教徒のことが多いんですね。
特に、マレー半島の東海岸はあまり観光客が訪れません。
その分、古くからのマレーシアの雰囲気を濃厚に残しており、イスラム色もすごく強いです。
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イスラム教や華僑の割合は?
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そして、もう一つ大きな役割を占めているのが中国大陸の福建省や広東省からわたってきたという華僑の存在。
商売がうまく、地道に努力を重ねる華僑は、マレーシアの中でも成功し、お金持ちが多くもあります。
また、マレーシアの観光地は、元々華僑の町だったという側面もあります。
世界遺産の町、ジョージタウンやイポー、コタキナバルもすべて元々華僑が発達させた町ですね。
割合でいうと、イスラム教徒は61%。
仏教・儒教・道教徒は20%ということですから、このあたりが華僑でしょう。
マレー人で、仏教徒、華僑のイスラム教徒もいそうですが、
その数は少ないかもしれません。
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インドから来た人達ももいるよ!
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そして、もう一つ忘れていけないのが、インド人の存在。
そもそもが華僑とインド人は、イギリス時代に労働者として連れてこられたという側面があります。
今もマレーシアのお茶を生産しているのはスキルをもったインド系であり、
街にはインド人街もあります。
インド人はシンガポールと同じく南インドのタミルからきた人たちで、約1割にものぼるということです。
ちなみにここまでの数字はマレーシア全土の割合。
クアラルンプールや都市に行くと、その割合はこの3つの種族?の人たちで三等分されているように見えます。
都市に住み、裕福な暮らしをしている華僑や印僑を抑えるために出した政策がブミプトラであり、マレー人優遇政策だったと言えるでしょう。
まとめ
ということで、マレーシアの宗教などについてでした!
このサイトでも淡々と更新していきますが、
マレー半島の東海岸側はかなり面白かったです。
お楽しみに!
それでは!